天文学&宇宙論の本棚
人間はさまざまな「色」を見ていますが、その色は電波からガンマ線にいたる電磁波のなかの一部に過ぎません。ガリレオが天体望遠鏡を使い始めてからでさえ、300年以上にわたって天体観測は可視光が頼りでした。20世紀になると、電波望遠鏡をはじめ、赤外線やX線望の遠鏡が実用化され、可視光では見えなかったものに「色」をつけることができるようになりました。そのような新しい“目”でさまざまな天体現象を見比べると、同じ天体でも、どの“目”で観るかによって実にさまざまな姿を示すことがわかります。豊富なカラー画像で、宇宙の謎に迫ります。
