世界中で宇宙を観ようよ100時間 (4月2〜5日)

2009年12月現在、この企画の2010年の活動は未定です。
以下、2009年に掲載した情報です。


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世界天文年2009の世界企画の一つ、
「世界中で宇宙を観ようよ100時間」
は、2009年4月2日から5日の4日間(100時間)にわたって行われる世界規模の企画です。
世界各地で観望会を開催しそれを24時間かけて世界中の夜を繋いだり、天文台の観測研究現場をインターネット生中継したりといったイベントが世界中で開催されます。

 世界天文年2009では、世界中で様々が企画が進められていますが、この「世界中で宇宙を観ようよ100時間(原題:100 Hours of Astronomy)」は、その中でも国際的な協力体制で進められる「世界企画」のうちの「主要企画」の一つに位置づけられています。

   link100 Hours of Astronomy (国際版ウェブページ)

 

日本が参加するイベント

世界一周観望会 24-hour Global Star Party

世界各地で、現地時間の4月4日(土)夕方に観望会をスタート、夜が徐々に西へと移るのに従い、観望会を西へ西へと継ぎ、24時間かけてぐるりと 地球を一周するという企画です。より多くの人に望遠鏡を通して星を楽しんでいただくため、月と土星がよく見える4月初めの週末に開催します。
日本国内でも「世界一周観望会」イベントの開催を呼びかけたところ、全国各地でたくさんのイベントが寄せられました。ぜひお近くのイベントに参加して、自分が見上げた星空を世界に繋いでみませんか。

また、日本では、この「世界一周観望会」に限らず、4月2日から5日に開催される天文関係のイベントを「世界中で宇宙を観ようよ100時間」イベントとしてウェブページで紹介しています。4月4日の「世界一周観望会」だけでなく、プラネタリウムや工作教室といった催し物もあります。ぜひお近くのイベントに足を運んでみてください。

    ⇒「世界一周観望会」および「世界中で宇宙を観ようよ100時間」イベント一覧

 

望遠鏡80台世界一周 Around the World in 80 Telescopes

80telescope

4月3日 (金) の午後6時 (日本時間) から24時間をかけて、世界中の80の天文台や天文観測衛星での観測現場がインターネット中継される、国際協力によ る空前の規模のイベントです。今まさに観測中の天文学者が、インターネットを通じてその現場を一般向けに解説します。
この中継は、ハワイのマウナケア山頂の望遠鏡群からスタートし、夜の時間が東から西へ移るのに伴って中継場所も西へ西へと移って行き、24時間で世界を一周します。間には、地上の夜とは関係なく観測している天文観測衛星や重力波観測施設からの中継も行われます。
中継は、各サイトの紹介映像や観測成果の解説を織り交ぜながら、中継のセンターとなる欧州南天天文台(ESO、ドイツ本部)のナビゲータのインタビューに答える形で進行します。

すべての中継は終了しました。国際版ウェブページに、すべての録画映像がアーカイブされています。

   link望遠鏡80台世界一周 Around the World in 80 Telescopes (国際版ウェブページ;英語)

 

このイベントに参加する日本の天文台と中継開始時刻 (時刻は日本時間) 。


4月3日 18:20 国立天文台すばる望遠鏡 (ハワイ)
マウナケア山頂のすばる望遠鏡・観測室から中継します。
ハワイ観測所の布施氏、オペレータのPotter氏、観測者の国立天文台・家氏が出演予定です。
担当者のコメント「世界中の天文台をつなぐ意義は非常に大きい」
※すばる望遠鏡の中継は終了しました ⇒すばる望遠鏡の録画映像を見る
4月3日 21:40 国立天文台野辺山宇宙電波観測所
野辺山宇宙電波観測所の会議室から中継します。
野辺山観測所の伊王野(いおの)氏、東京大学の島尻氏が出演予定です。
野辺山の紹介ビデオと45m電波望遠鏡で取得した最新の画像を紹介する予定です。
担当者のコメント「最新のよい成果を世界に発信できるのでたいへん嬉しい」
※野辺山宇宙電波観測所の中継は終了しました ⇒野辺山の 録画映像(1)を見る録画映像(2)を見る
4月3日 22:00 群馬県立ぐんま天文台
150cm望遠鏡観測室から高分散分光器(GAOES)を使った分光観測の様子を中継します。
天文台の橋本氏、本田氏が出演予定です。
担当者のコメント「予想以上に手間がかかったが、スタッフが総力をあげて準備をしました」
※ぐんま天文台の中継は終了しました ⇒ぐんま天文台の録画映像を見る
4月3日 22:20 国立天文台岡山天体物理観測所
188cm望遠鏡ドームの観測室から中継します。
観測所長の吉田氏、東京工業大学の佐藤氏が出演予定です。
太陽系外惑星探査についての紹介をビデオでお送りします。
担当者のコメント「翌日の世界一周観望会(188cm望遠鏡特別観望会)の開催準備もあり、慌ただしい中での中継になります」
※岡山天体物理観測所の中継は終了しました ⇒岡山の録画映像を見る
4月4日 7:40 太陽観測衛星「ひので」
国立天文台三鷹にある「ひので」運用連絡室から中継します。
国立天文台・関井氏とNASA/MSFCのスターリング氏が出演予定です。
ひのでの観測による映像を交えながらお送りします。
担当者のコメント「中継時間が日本の早朝になってしまいました。各準備が整いつつあります」
※「ひので」の中継は終了しました ⇒「ひので」の録画映像を見る
4月4日 15:00 国立天文台重力波観測施設「TAMA300」 (三鷹)
TAMA300の検出器から中継します。
国立天文台の新井氏が出演予定です。
TAMA300のトンネルの様子、作業の様子をお見せします。
国際重力波ネットワークチーム(5観測所)の連携でこの中継に参加しています。
共同声明(日本語)
担当者のコメント「未だ誰も重力波の直接検出には至っておらず、天文学になりきれていない分野です。にもかかわらず世界の最先端の天文観測所と共に中継に参加できることは、その重要性や発展性が認められたと言え、たいへん名誉なことです」
※TAMA300の中継は終了しました ⇒TAMA300の 録画映像(1)を見る録画映像(2)を見る録画映像(3)を見る録画映像(4)を見る録画映像(5)を見る

中継時間は約20分間です。主に英語での解説となりますが、ウェブで映像を観るだけでもその雰囲気を味わうことができることでしょう。

   link望遠鏡80台世界一周 国際版ウェブページ(英語)

 

その他

上記の他にも、次のような世界規模のイベントがあります。
詳しくは、「世界中で宇宙を観ようよ100時間(100 Hours of Astronomy)」のウェブページ(英語)をご覧ください。

オープニングイベント 100 Hours of Astronomy Opening Event

日本時間 4月3日 1:00〜
アメリカ・フィラデルフィアのフランクリン研究所でガリレオイベントのウェブ中継
link100 Hours of Astronomy Opening Event(国際版ウェブページ:英語)

科学館ウェブ中継 Science Centres Webcast

日本時間 4月3日午前2時〜3時30分
ヨーロッパと南アフリカの科学館、天文台からのウェブ中継。ガリレオの業績、天文学が社会にもたらした影響、遠隔観測望遠鏡のデモなど
linkScience Center Webcast(国際版ウェブページ:英語)

太陽の日 Sun Day

4月5日
世界中で、太陽に親しむイベントが開催されます
link太陽の日(サン・デー)(日本語)
linkSun Day (国際版ウェブページ:英語)

リモート望遠鏡での天体観測100時間 100 Hours of Remote Astronomy

4月2日〜5日
世界各地の遠隔操作可能な望遠鏡が、この期間に一般からのアクセスが可能になります。現在、9台の望遠鏡が参加予定です。
link100 Hours of Remote Astronomy (国際版ウェブページ:英語)