天文学者のブログ Cosmic Diary
世界天文年2009の世界企画のひとつです。世界中の天文学者が彼らの仕事や生活、興味ある事柄を日記(ブログ)で綴ります。
日本からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究本部の4名の天文学者が、ブロガーとしてその日常を綴っています。
日本人ブロガーの紹介
「天文学者のブログ(Cosmic Diary)」には、以下の日本人ブロガーが参加しています。ブログは、英語・日本語の併記となっていますので、気軽に目を通していただけます。このブログを通じて、天文学者の日常を身近に感じることができるとともに、リアルな研究の現場を垣間見ることができるかもしれません。
- 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部 対外協力室 教授 / 宇宙科学普及主幹
- 研究分野:電波天文学、星間物理学
- プロフィール:世界最小の電波望遠鏡の開発と、それを使った銀河系内の分子雲の研究によって学位を取得したのち、世界最大の電波望遠鏡であるアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)計画の推進に携わった。
現在はJAXA宇宙科学研究本部 対外協力室の広報担当教授として、宇宙科学の普及や渉外、国際協力など、「たいがいのこと」に挑戦中。
東京大学在学中にはボートで学生日本代表にもなった、「体育会系天文学者」。現在は「社会派天文学者」を目指して社会にメッセージを発信している。
- 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部 准教授
- 研究分野:太陽物理学、飛翔体観測機器開発
- プロフィール:主に衛星など飛翔体による太陽観測を行い、太陽の活動性や加熱問題に取り組む。「ようこう」そして現在活躍中の「ひので」の開発で中心的な役割を果たし、衛星運用をリードしながら観測データの解析研究を行う。また次の太陽観測衛星計画の検討も進めている。
長野県生まれ。 - 参考:JAXAウェブサイト特集「果てしない宇宙の謎にせまる〜日本が誇る天文観測衛星の成果と未来〜」
私たちに最も近い星、太陽の新しい素顔
- 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部 宇宙科学共通基礎研究系
- 研究分野:電波・赤外線天文学
- プロフィール:石川県白山市の海沿いの小さな町で生まれました。子供の頃は内気でしたが、きれいな星空に魅了されて、小さな屈折望遠鏡を使っていろいろな天体を観測しました。中学生の頃に天文学者になろうと決めました。
現在の研究テーマは、JAXAが打ち上げた赤外線天文衛星「あかり」や国立天文台野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡などを使って、暗黒星雲中で太陽系のような星・惑星系が誕生する様子を明らかにすることです。
- 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部
- 研究分野:電波天文学
- プロフィール:活動銀河中心核の降着現象(円盤、ジェット)を研究しています。現在最も高い空間分解能を実現できる電波帯の Very Long Baseline Interferometry(VLBI)を用い、直接撮像によってこの天体現象に迫ろうとしています。私は現在、次世代の電波天文観測衛星Astro- Gの開発に携わっています。地上の電波望遠鏡とAstro-Gで世界最高分解能のVLBI網を形成し、ブラックホールのすぐそばの現象を撮像することを目指しています。
