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世界天文年2009グランドフィナーレ宣言「世界天文年2009から未来へ」

世界天文年2009グランドフィナーレ宣言 

「世界天文年2009から未来へ」

 

1609年、ガリレオ・ガリレイは望遠鏡で宇宙を観測し、またたく間に大発見を重ねました。それから、400年。望遠鏡とともにめざましく拡がった宇宙は、いまなお、驚きに満ちています。このガリレオの観測を記念し、世界中の人々が改めて宇宙に眼を向け新鮮な驚きと感動を分かち合うことを願って、世界天文年2009が実行されました。天文学研究には手が届かない発展途上国も含めて148カ国が参加し、真に世界的な活動として、大きな成功を収めつつあります。

日本では、「ガリレオの驚きをみんなの驚きに!」を合言葉に、研究・教育・普及の人々が集い、多彩な企画の数々が実践されてきました。
 各地で天体観望会が開催され、多数の人々が宇宙と触れ合いました。
 皆既日食は残念な天候でしたが、かつてない大勢の人が観測に挑戦しました。
 小型望遠鏡づくり、大学や自治体での多彩な講演が、数多く行われました。
 アジアの星の神話や伝説を集めるアジア共同計画が、展開されました。
18
に及ぶ日本委員会主催企画、2700件以上の公認企画、600万人を超える「星を見ました!」報告や、5千万件のホームページへのアクセス。これらは、全国津々浦々の人々が宇宙に触れ、世界天文年を楽しんだことを示しています。アジアやアフリカ、南米の国々との協働も、大きく展開されました。この世界天文年の活動を通して、宇宙が豊かな喜びを与えてくれることを、私たちは改めて実感しました。生命や人間が宇宙の歴史の中で育くまれたことに思いを馳せ、それを世界の人々が共有すること。科学が飛躍的に進歩した今も、自然と宇宙は新鮮な驚きの宝庫です。

国際天文学連合は、各国の要請により世界天文年の活動を2010年も継続するとともに、発展途上国の天文教育や研究を支援することを決議しました。それは、「国際天文学連合 10年事業計画」として推進されます。私たちも、国内はもとよりアジアや全世界の人々と、学び、考え、前進する喜びを、宇宙を通して分かち合ってゆきたいと思います。世界天文年2009を閉じるにあたり、この1年がもたらした驚きと感動、連携とネットワークをさらに拡げ、2010年以降も未来に向けた活動とその発展を目指すことを誓い、ここに宣言します。


                            2009
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世界天文年2009グランドフィナーレ@神戸

世界天文年2009日本委員会

 

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