世界天文年2009 日食観察ガイド

日食について


日食の種類と見られる範囲

太陽が月によって一部または全部覆いかくされる現象が日食です。太陽と月が地球から見てほぼ同じ方向にやってきたときに起こります。

日食の種類は、「皆既日食」「部分日食」「金環日食」の3種類があります。

皆既日食
皆既日食
太陽が月に完全に覆われる
(一部の地域・海域で見られます)
部分日食
部分日食
太陽の一部が月にかくされる
(日本全国で見られます)
金環日食

金環日食
月の周りから太陽がはみ出す
(2012年に見られます)

日食は、地球上どこにいても見られるわけではなく、月による日かげの中にいないと見ることができません。

皆既日食を見られるのは、太陽光が直接届かずに完全な日かげとなる、ごく限られた範囲内です。

部分日食は、月による日かげとなる広い範囲で見ることができます。

 

 

皆既日食・部分日食が起こるしくみと見られる範囲
(画像提供:国立天文台天文情報センター)
日食が起こるしくみ

日本全国で部分日食

日食は、見る場所によって、太陽の隠れかたが違います。

皆既日食が見られるのは、地球上の一部の地域・海域で、皆既帯と呼ばれる帯状の範囲内です。

2009年7月22日は、皆既帯の周辺の日本全国を含む広い範囲で部分日食を見ることができます。

おもな都市での食の時刻と最大食分
(画像提供: 国立天文台天文情報センター)

小笠原諸島、火山列島(硫黄島等)付近の
島の位置を修正した図に差し替えました(2009年6月19日)。
各地の最大食分

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日本の国土で起こる皆既日食は46年ぶり

2009年7月22日は全国各地で部分日食が見られるだけでなく、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部、北硫黄島、硫黄島などで皆既日食を見ることができます。前回日本の陸地で皆既日食が見られたのは1963年7月21日でしたから、じつに46年ぶりです。次回は2035年、つまり26年後まで待たなければなりません。

2009年7月22日の日食は、場所によっては皆既の始めから終りまでの時間が最長6分44秒と,21世紀に起こる皆既日食としては最も長く、皆既が起こるときの太陽高度も高いことから、21世紀最高条件の皆既日食といえるものです。日本を含む国と地域に、たいへん大きな注目が集まっています。

日食のしくみや、各地における時刻・見え方については、国立天文台のウェブサイトでご確認ください。

link国立天文台 - 2009年7月22日皆既日食の情報

link国立天文台 - 暦計算室 - 日食各地予報

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このウェブコンテンツは、今年7月22日に日本全国で見られる日食を多くの人々にたのしんでいただくための基本的な情報を提供するものです。
世界天文年2009 日食観察ガイド  企画/世界天文年2009日本委員会  制作/「世界天文年2009 日食観察ガイド」制作チーム